「なにすんだよ?!」 男なのに、持ち上げられ 不快な感じがして、俺は言った。 「すごーい! 美奈子を軽く持ち上げられるなんて、 翔ちゃん。力もちなんだね!」 美奈子は、感心したように喜んだ。 ほめられたんだろうが、今は少しも嬉しくない。 いくら、身体が逆とは言え・・・・・・ 俺が抱き上げられるなんて・・・・・・! 俺は、男! なんで、美奈子の好きなお姫様だっこされなきゃならない?! ありえねー・・・・・・ テンションさがる・・・・・・ _