†声優アイドルの男子高校生†【2】

美奈子を先頭にして、静かなエンジ色の絨毯を歩く。





高級感のある
重々しい感じのドア。




美奈子が、ホテルのカードキーを差し込み、中に入った。




「スイート?」




広々とした部屋の奥は、一目瞭然。




美奈子はいつも
こんなとこに?





「みたいだね」




のんきに、鼻歌を歌う美奈子。




自分が、後ろに手を回してウキウキしている様




嫌になるどころじゃない。




うんざり・・・・・・。




美奈子の身体だったら、許される行動だろ?





頼むから、俺の身体で、クネクネすんな・・・・・・





大森さんより、ひでぇ。




いや、それはないか



俺のがましだよな?



って、なに張り合ってんだよ・・・・・・






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