「クリスマスが過ぎるのを、待つしかないって思ってます」 黙る美奈子の代わりに、俺は言った。 「クリスマスのイタズラなのねぇ・・・・・・ まぁ、幸い、今日はイベントだけだし・・・・・・」 がりっとした手で、大森さんは、自分のあごに当てた。 スーツ着て、いかにも、マネージャーって感じだったのに・・・・・・ 濃すぎるだろ、 キャラ・・・・・・ すんなり こんなこと 受け入れられるのはそのキャラだから? ま 今の俺たちの状況に比べれば 信じる方が簡単か? _