『き、きましたぁ!! 皆さん、ききもらしませんでしたか?! まさか、あの名ゼリフをここで、言っていただけるなんて! ありがとぅござぃます!!』 ――ウォォォォ! 興奮する会場の熱が、俺をつきぬけていくみたいだった。 同じ声優の人まで、俺に拍手をおくってくれる。 うわ、なんだこれ。 なに、この優越感? 俺って、すげーんじゃ・・・・・・? 『さぁ、歌ってもらいましょおー!』 う、た、? 一瞬で、かちんと心がこおる。 _