†声優アイドルの男子高校生†【2】


「状況もわかんねぇし

じっとしときたいんだけど・・・・・・」





俺のぼやくような言葉



美奈子の耳には
入っていない。




唇をぎゅっと
閉じたまま





怖いくらい
俺を、見つめてくる




美奈子の思いを持った



自分自身に睨まれている



いい気がしない。





まさに、悪い夢の中にいるみたいだ・・・・・・






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