会話は、続かない。
ただ、時間が流れるのを――。
息をひそめて、待つ。
「あと4分」
美奈子が、独りでに言った。
時間は、確実に過ぎているはずなのに・・・・・・
まだ一分。
もう、一分・・・・・・・。
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ただ、時間が流れるのを――。
息をひそめて、待つ。
「あと4分」
美奈子が、独りでに言った。
時間は、確実に過ぎているはずなのに・・・・・・
まだ一分。
もう、一分・・・・・・・。
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