いちごみるく



そんなテキトーな毎日を過ごして時は過ぎ、寒い冬は終わり。
卒業式も無事に済んで、暖かい風が莉奈達を包んだ。

明日から高校生になる。


新しい制服に新しい鞄や靴。

「似合うやんっ♪」
「当たり前やろ!(笑)」

新しい物だらけでルンルンな結衣には、そう答えたけど、本当は嫌だった。

新しいものは苦手だったから。



結衣は頭が良い為、そこそこ学校を選べていた。
だけど莉奈は頭が悪かった為、行く高校がなかった。

そのため、先生に勧められた高校に受験した。
結衣と一緒に学校へ行くことも、もうない。


だけど、寂しくなんてなかった。
一人でいる方が楽だったから。


この高校に行った事が、私の人生を真逆に変える事になるなんて、この時思ってもみなかった。