そして秘密の〜番外編〜

「ここで出来る話なのか?」

どんな話か分からないので、そう訊いてみた。



「出来れば他の人には聞かれない所で」

「じゃぁ、こっちで」



俺達はプールの裏手へ移動した。



「ここなら大丈夫だろう? で? 話って?」

俺がそう訊くと、隆志は戸惑っている様子で、考え込んでいた。



なんだろう? 言い辛い話なのか?

話し出すのを待っていると、しばらくして隆志が俺をしっかりと見て言った。



「沖野先生」

「ん? どうした?」

「先生、彼女っているんですか?」

「……えっ?」