そして秘密の〜番外編〜

歌い終わり、他の先生達と話をしながら舞台袖に歩いていると、美雪と佐伯がこっちを見ていた。



えっ? どうして居るんだ?

いや、でも、今居るって事は……見ていたんだよな?

俺は声を掛けようと2人に近付いた。



あっ、やべぇ……嬉しくて、頬がどうしても緩んでしまう。



「なんだ、残って見ててくれたんだ」

出来るだけさり気無く、そう声を掛けた。



「はい。先生、ギターなんて弾けたんですね? プロ級の上手さでしたよ?」

佐伯が即答した。



「学生時代に、ちょっとな」

俺は答えてくれた佐伯の方を見てそう言ってから、美雪を見た。