そして秘密の〜番外編〜

「今、涼の顔見てたら、答えが分かった」

美雪はそう言った後、クスッと笑った。



「今は隣に涼が居るから、そんな事、考えなくていいんだよね」



俺が言いたかった事を、同じように感じてくれたらしい。

そう、それでいいんだよ。

美雪が隣の位置から、俺の真正面に立ち直した。



「涼……ずっと傍に居てね? 私もずっと、傍に居るから」



美雪……。



「1人より2人の方が、辛さは半分になるかもしれない。けど……楽しい事や嬉しい事があったら、喜びは倍になると思うから」



俺は我慢出来ずに、美雪を抱き寄せた。

腕に伝わる美雪の体温。

温かい。