そして秘密の〜番外編〜

「……綺麗……」

美雪が呟くように言った。



俺が見せたかった夜景。

食事が終わった後、1時間程車を走らせてここに来た。

学生時代に偶然見付けた場所。

豪華絢爛な夜景じゃなく、人々が生活している温かさが感じられて、なんだか癒されるんだ。



「だろう? きっと美雪なら気に入るだろうと思って、いつか連れて来たいなぁ……と思ってたんだ」



美雪と出会ってから『いつか見せたい』とは思っていたけど、まさかこんなに早く連れて来る事が出来るなんて、思ってなかった。