そして秘密の〜番外編〜

本当に、気のせいか?

まぁ、今の時点で誰かに見られたとしても、想定内だから大丈夫だとは思うけど……。



視線を感じてそっちを見ると、美雪が少し不安そうな表情で俺を見ていた。



あっ、やべぇ……俺が心配してると、美雪に伝染して不安にさせてしまう。



「よし、行くか」

俺は安心させるように笑ってそう言い、出口に向かい始めた。



「ねぇ、涼……大丈夫だよね?」

ちょっと歩くと、案の定、美雪が不安そうに俺を見て言った。