そして秘密の〜番外編〜

「俺、パンフレット買ってくるから、ちょっと待ってて」

俺は美雪にそう言ってから、グッズ販売のブースへ向かった。



なぁ、美雪。

きっと今までは、僚二の事を思い出すのが辛かったかもしれない。



けど……。



ちょっとずつでいいから、あいつとの楽しかった日々を、思い出してやってくれ。

きっと僚二も、そう望んでいると思うから……。



そんな事を考えながら、ブース前の人込みの中に居た。

列が出来ていて、少しずつ順番に前に進む。