そして秘密の〜番外編〜

「ドライブして夜景、見たくない?」

俺は笑顔で問い掛けてみた。



美雪の返答は分かっている。

まぁ、素直に返事をするかは、別だけど。

案の定、美雪は心の中で葛藤しているらしく、難しい顔をしてみたり、明るい顔をしてみたり、いろいろと百面相をしていた。

そして。



「……見たい、です……」



何故に、敬語?

思わず、クスッと笑ってしまう。

まるで『負けました』と言う雰囲気を漂わせ、そう答える美雪が可愛らしく感じ、頭をポンポンと撫でてあげた。