そして秘密の〜番外編〜

「あっ、その位までならギリギリ、演劇公演を見に行くって事で大丈夫だと思うけど?」

美雪は俺の言っている意味が分からないようで、不思議そうな顔をしながら、そう言った。



思わず笑ってしまう。

どんな反応するんだろう?



「おまえが次の試験で英語の点数70点以上だったら、演劇終わった後、ドライブして綺麗な夜景見せてやるよ」



俺の言葉に、一瞬、ワクワクするような嬉しそうな笑顔になったけど、すぐ眉間にシワを寄せた。



ちょっと考えてから、美雪が言った。

「教師なのに、エサで釣るんだ」



本当は行きたいくせに……。

精一杯の強がりだよな?