そして秘密の〜番外編〜

「ありがとう、涼! 嬉しい♪」

俺の予想以上の喜びようだった。



美雪はイスから立ち、さっそくエプロンを身に付ける。

そのまま、ちょっとだけそのエプロンをジーっと見て、何か考えているようだった。

その表情は、嬉しそうなハニカむような微笑み。



ホント、頼むから……そんな表情、他の男の前で見せるなよ?

惚れた弱みとかじゃなく、絶対、誰が見ても『可愛い』って思うから。



美雪がポケットに手を入れて、『ん?』と言うような顔をした。

気が付いてくれてよかった。

中に入れてた物を取り出し、それが何だか分かると、美雪は驚いて俺を見た。