そして秘密の〜番外編〜

美雪が真っ赤になってハニカんでいるのに気が付いて、俺は嬉しくて笑顔になる。



俺達にも、きっと近い将来、そんな未来が待っているんだよ。



「なっ?」

俺がそう言うと、美雪は益々顔を赤くした。



可愛い。

愛しい。



「なぁ、美雪」

「あっ、もう時間だ、行かなきゃ。では、沖野先生、また午後に部活で」



美雪は照れ隠しに俺の言葉を遮ると、わざと『沖野先生』を強調してそう言い、慌てて荷物を抱えて職員室を出て行った。