そして秘密の〜番外編〜

「えっ? えっ、どうして? なんでチケット……」

美雪は半ば、パニック状態だった。



「俺の親友がその舞台関係者で、チケット手配してくれたんだ」

美雪がチケットを買えなくてガッカリしていたので、和馬に訊いてみたらチケットを用意してくれた。



「うわっ、嘘、いいの?」

「もちろん。あっ」

俺は美雪の手から、1枚チケットを取った。



「これは俺の分……一緒に観ような」



美雪が今度こそ『理解不能』と言う感じで、固まって目をパチクリしていた。