そして秘密の〜番外編〜

「ヤキモチ妬き」

悪戯っ子を見守る母親のような微笑みで、美雪は言った。



「るせっ」

なんだか俺は、全て見透かされているような気持ちになり、照れ臭くてそっぽを向いた。



こいつ、時々、妙に大人びてて……なんだか俺の方がガキの心境になって、甘えてしまいそうになるんだよなぁ。



俺の手の下で、美雪の頭がピクッと動いたのを感じて、俺は本来の目的を思い出した。

すぐ隣にあった俺の机の上に置いてた封筒を取り、美雪の前に差し出した。



さぁ、これがなんだか分かった時の、美雪の反応が楽しみだ。