そして秘密の〜番外編〜

「怒んなよ」



今は校舎内に誰も居ない。

俺は美雪と2人だけの時に話す口調で、そう声を掛けた。

すると美雪も気が付いたのか、表情が変わった。



「今は校舎内、誰も居ないんだ。だから、いいんじゃねぇ?」

一瞬、美雪が嬉しそうな顔をしたけど、すぐに眉間にシワを寄せた。



「でも、もしかしたら」

……本当に心配性だなぁ、おまえは。



でも。



そうさせているのは……俺、なんだよなぁ。