そして秘密の〜番外編〜

そんな美雪の気持ちを考えると、『話していいぞ』と言いたくなる。

でも、言えない。



それが原因で、今よりもっと酷い状況になってしまう可能性があるからだ。

だから、淋しい思いをさせている美雪に、俺はあるプレゼントを用意していた。



美雪、驚いて……そして、喜ぶだろうなぁ……。



その後、学校に着くと弥生も来ていて、弥生の提案で『2on2』をする約束をした。

弥生は『俺&真佐志』VS『弥生&美雪』での対戦を提案してきた。

俺は弥生の提案に便乗して、組を変えての対戦を提案してみた。



『俺&美雪』VS『真佐志&弥生』。

美雪はかなり抵抗していたけど……こんな状況でもなければ、ペアを組んでプレーしてみる事なんて出来ないだろ?

ここ1ヶ月近く女子バスケ部を見ていて、恋愛感情を抜きにして『美雪とプレーしてみたい』と時々思うようになっていた。