そして秘密の〜番外編〜

「赤くなって、可愛いなぁ」



俺以外の男には、そんな顔、見せるなよ?

真面目にそう思う位……可愛い。



「そんな事言って、からかってばかりだと、料理作らないで帰っちゃ……」



『帰る』なんて言葉を、今はまだ美雪の口から聞きたくなくて、俺はとっさに自分の唇で美雪の唇を塞いだ。

すぐに離れたけど、美雪は続きを言わなかった。



俺達がこうして居られる時間は限られている。

2人きりで居られる時位、少しは甘くてもいいんじゃねぇーか?