そして秘密の〜番外編〜

「今度、おまえが部活休みで俺も仕事が休みの時、またここに来いよ」

俺はそう言って、美雪の頭を軽くポンポンと叩いた。



「いいの? また来ても?」

「当たり前だろ」



むしろ、毎日でも来てもらいたい……なんて思っている事は、秘密にしておこう。



俺は着替えようかとネクタイを外し部屋の方へ歩きながら、フッと気が付いた。

そうだ、美雪は制服のままだ。

料理してくれるのは嬉しいけど、制服が汚れたら大変だよなぁ。

エプロンなんて、俺ん家には無い筈。

一応、クローゼットの中を探してみる。

でも。



「やっぱ、無いなぁ……仕方ない」