そして秘密の〜番外編〜

「何って、見たら分かるだろ? お手伝い? 様子見に顔出したら、捕まってさぁ」

「先生、嘘ばっかり! 最初から手伝う気マンマンで、自前のエプロン持って来たくせに~」

「あっ、やっぱ、バレてたか?」



優子ちゃんがツッコむと、沖野先生はペロッと舌を出しておどけて見せた。



「先生~、それ、多分、ここだよ」

少し離れたテーブルから、自己申告の声が上がった。



「おっ、ごめん、今行くよ……じゃぁ、ゆっくりして行けよ」

沖野先生は忙しそうに、俺達にそう声を掛けて、呼ばれたテーブルに行った。