でも。 もしそれを再び壊す人物が居たとしたら……例えそれが、憧れていた沖野先生だって、許さない。 「はぁ」 再び漏れるため息。 なんだって美雪は、沖野先生とこんな事になったんだ? いつか時が来たら、話してくれるのかなぁ……。 俺はそんな事を思いながら、いつの間にかそのまま眠ってしまっていた。 ☆ ☆ ☆