そうか……。

私が美雪と沖野先生を見守ろうと思ったように、希未もずっと私の事を見守っててくれたんだ。



「ありがとう、希未……そのうち、愚痴、聞いてもらうよ」

私の返事を聞いて、希未はニッコリ笑った。



なんか、誰かが見ててくれてるって、くすぐったいけど……嬉しいね。



いつかはきっと、3人で笑って恋の話が出来る日が来るといいなぁ。

ねっ、希未、美雪。