そして秘密の〜番外編〜

「先生。そんな可愛いエプロン、彼女のお手製なんじゃないですか?」

希未が沖野先生をからかって、そう言った。

すると。



「残念ながらお手製ではないけど、彼女と色違いのお揃いだったりして? な〜んてな」

沖野先生はそう言って、茶化した。



えっ? あれっ?

もしかして、さっきの美雪の反応って……。

思わず美雪を見ると、さっきまでの淋しそうな表情が一変していて、口元が笑っていた。



やっぱり、そうなんだ。

美雪と沖野先生って、やっぱり付き合っているんだね?

だって、もし美雪の片想いだったら、沖野先生が冗談で言ったとしても、『彼女と色違いのお揃い』なんて言葉を聞いたらショックで、そんな風に笑えないよね?