「卒業生…退場。」 その言葉で立ち上がって 入り口を目指して歩き始めた。 あたしは,大学に進学する。 保育士さんになりたくて。 以前から子供が好きだから 「青山さん…あれ…」 隣の女の子から話しかけられて,指をさしてる方向を見た。 「……う…そ……」