「夏紀っ。」 日曜日の朝、タケちゃんが家にきた。 「朝から何?私、まだ起きて間もな「さっさと着替えろ。出かけるぞっ。」 出た…自己中発言。 たまにあるんだよな。 「そんな急ぐの?」 「ちょっと遠く。あ、おばちゃん、帰りちょっと遅くなる。」 タケちゃんはママに許可をもらった。