「昴君と2人でですか?」 「うんっ。そしたら冬也君が来たからね、全部聞いたわ。」 …お兄ちゃん、タケちゃんの家に行ってたんだ。 部屋にこもってるかと思ってたのに…。 「あ、あの…優花先輩ですよねっ?」 いきなり横にいた加奈が優花さんに話しかけた。 「あ、あたし、優花先輩に憧れてるんですっ。」