私は今…タケちゃんを待っている。 でも、なかなか来ない。 多分、今日のことで怒られてるんだろう。 そしたら私が原因なのに…。 タケちゃんに迷惑かけちゃったな…。 「夏紀。」 声がしたので、後ろに振り向くと…待っていたあいつがいた。 「あ、タケちゃん。遅かったね?」