クラスはざわつき出す。 ここは2階。 2人の声も大きい。 運が悪ければグラウンドに聞こえる。 …タケちゃんにバレる…。 「私は…タケちゃんを独り占めしてるつもりはないよ…。」 私は2人の言葉を遮って言った。 「ふざけんなよっ!!幼なじみだからって、近藤君を縛りすぎだっつうのっ!!最低女っ。」