退院祝いなのに私がいなくていいわけないでしょ!! 「俺らの高校の合格祝いだって途中から俺ら抜きでしてたし。飲めればいいんだっつうの、あいつらは。」 タケちゃんは口をとんがらさせていた。 「ねぇ…学校どうなってる?私の記憶のこと、言ったんでしょ?」 そのことが気になって仕方がなかった。 「…あぁ。平気だ。夏紀の親友が中心になってカバーしてくれる。」 …私の親友。 わかんない…。