かんけりっ!




「エロゲーはともかくさ、茜子」


再び画面に見入りハァハァしてる同級生にして幼なじみに僕は一つ疑問が湧く。


「何?夏樹も欲しくなった?安心して、使い終わったら貸すから」


「何をどう使うんだよ!?」


最悪な表現につい声を荒げてしまった。


「あのさ、茜子は女性が好きなのか?」


「当たり前じゃん!?」


なんて事だ…。当たり前だなんて…。


「変態」


「なんで私が変態呼ばわりなの!?」


いや、むしろ茜子を変態呼ばわりせず誰を変態と呼べばいい?


「だって女の子だよ!?柔らかいんだよ?いい匂いするしなにより可愛いじゃん!?」


「確か茜子のクラスにいつもお菓子の匂いがして遠目から見れば可愛いらしいデブがいたはずだけど?」