「喰らうかぁ!!」
エルボーは、エルボーで撃ち落とす。
「なっ!?」
驚きに見開く茜子の双眸。あぁ勘違いするな。
僕だってビックリなんだから。
けど驚いてる暇は僕にはない。
バランスを崩している茜子に対して、ハイキック。
「ぐぅ!?」
「どうした茜子、まだ本気を出してないとか言うつもりか!?」
ヤバい。僕もテンション上がってきた。
ぐらつく茜子に対してボディに拳を叩き込む。連続で。
「……ぎぁっ!?」
最初、僕はそれが自分の悲鳴だとは思わなかった。
だってまさか一方的に僕が攻めていたはずなのに。クソっ、こんな!?
指が、やられたっ!!
指を見ると、ぐぅ。
ささくれが、剥がされたぁ!!



