かんけりっ!




シャツにべっとりと汗が染み付く。


冷や汗か、はたまた暖かい春の陽気のせいか。


わかってはいるが自問してみた。孤独な僕の一人遊びに他ならないよ?


それはさておいて。


僕はポケットからケータイを取り出し液晶を見る。


試合が既に三分。まだ三分しか経っていないはずなのに僕の思考は「もう三分経ったのか」だった。


焦りは禁物。


桃東先輩だかフランシア先輩だかハレルヤ先輩だかが言ったはずだけど。


まぁ誰でもいいや。


「…まだかなぁ。合図」


そもそも合図ってどうやって送るつもりなんだろう。


まさか大声を上げる何てことはしないだろう。


自分の居場所がバレるしなにより今、授業中だ。


桃東先輩でもそんな事……。


「合図出すよぉー!!」


やっちゃったぁ!!??