「ところがどっこい%★」
不思議な喋り方の生徒会長は嫌らしい笑みを浮かべる。
「確かに『雷姫』からは柿宮君。あぁ呼びづらいなコレ。柿宮君の入部届けは受けたよ。僕ら生徒会がね」
「!?」なんて顔する桃東先輩はスゴく間抜け面だった。
それにしても柿宮が缶蹴同好会じゃないならこの勝負どうなるんだ?
対戦方式は五対五の『鬼,団体戦』。
柿宮が抜けたから僕ら缶蹴同好会は四人。ルール的には無しだ。
「さて☆尋ねるが『雷姫』★君達は四人だ☆このままじゃ試合以前に君達の負けを認めてもらうことになるけど★☆★☆」
イラッ。
いや、イラッとしてる場合じゃない。
「そんなのこそ卑怯じゃないですか!?」
てか完全にそれ狙いかっ!?



