「安心しな。それは君だけじゃない。缶蹴同好会の総意だ」
でもね。とハレルヤ先輩は続ける。
「彼、真乃枇杷を倒さないと缶蹴同好会は廃部になるんだ」
「……はい?」
なんだそれ。初耳すぎるんだけど。
「どういう事。ですか?」
「……真乃枇杷はね、缶蹴同好会を消そうとしてる」
なんでそんな事を。だってあの人だって元々は缶蹴同好会だったわけで。
「考えの違いだよ」
「考えの違い?」
「そう。アズマはこの缶蹴同好会を守る事で思い出を残そうとしてる。けれど真乃枇杷は逆なんだ」
「逆?」
逆ってまさか…。
「真乃枇杷は缶蹴同好会を消して、思い出をそれ以上変えないようにしてる」
「…そんな」



