「あ、間違った。これは僕のコレクションだ」
どうしよう。犯罪臭しかしない物を見てしまった気がする。
いや、だがまて。
あれはもしかしたらホラ。妹や親戚の子かも知れないじゃないか。
早とちりは失礼だ。
「か、可愛い子でしたね。妹さんか誰かですか?」
僕の問いにハレルヤ先輩はロッカーをガサゴソと漁りながら。
「うん?知らない子だよ?ーーって、どうして震えながら携帯をいじってるんだい?」
……僕はどうするべきだ?
良心に従って、ハレルヤ先輩がそう言う犯罪を犯す前に警察に連絡するべきか?
「やだなぁ夏樹君。誤解しないで欲しいよ」
「ご、誤解?あ、アハハそうですよね。誤解ですよね!!」
良かった!!
僕の何かしらの勘違い、早とちりだった!!
いや、そうだよね。何かしらの訳があるにーー。
「それはコレクションの一部だからね」



