部屋の中央には向かいあって並べられた長テーブルがあり、部屋の隅には部活の資料が詰められいると思しきロッカーが2つ。
「すまないけどカーテンを開けてもらっていいかな?」
「わかりました」
僕は大きく取られた窓を隠しきるカーテンを左右に開いた。
時刻はまだ四時を回ったばかりだけど空は微かに赤みを帯びていた。
「あったあった」
振り向くとハレルヤ先輩がロッカーの正面で何かを見開きそれに視線を落としていた。
「何か探してたんですか?」
「あぁ。これだよ」
そう言うとハレルヤ先輩は眺めていた本をテーブルの上に置き見開く。
僕も近付いて本を覗き見る。
……なんだこれ?
本は、アルバムで。だけど写っているのは小学生くらいの女の子ばかり。
無論、僕の知らない娘ばかりだ。



