「今、兵庫。それに僕がこの円の中に入ってる。フランシアちゃん、君は入ってきちゃいけないよ」
シカトかよ。俺の事なんて眼中にーー。
カン。
乾いた音に連なって、俺の踏むべき缶が転がった。
「悪いね兵庫。正直僕はね、君の話には全く興味がないんだ。……早く負けてくれないか?【勇者】。取り」
奴は、昔とまるで変わらない爽やかな笑みを浮かべ。
だが、今でも貴様は俺を馬鹿にしてるのか!?
「怒るのかい?別に僕は構わないよ。だが、そうだね。叶うならその怒りは缶蹴りで発散して欲しいかな」
「……上等だ。貴様を二度と缶蹴りが出来ない体に、してやるよぉ…っ!」
晴夜は「楽しみにしてるよ」と一つ残して制服のブレザーを翻し、部室棟へと消えていった。
前半戦終了。途中経過
缶蹴同好会,0ポイント
サッカー部,0ポイント
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