軽口を叩いて見るが地球はそんな俺の声なんて聞き取る暇はないみたいだ。
「ど、どうします。キャプテン」
震えた声で東田が俺に問う。
俺はそんな東田に一瞥もせず。
「怖ければ、逃げればいい」
そう、言った。
「俺は逃げない。最後の一人になっても戦う」
「キャプテン…」
「俺はお前まで巻き込んでしまった。その償いは出来ない」
「キャプテン」
「俺がお前にしてやれる事はただ一つ。お前を逃がす事だけだ」
「キャプテン!!」
「なんださっきからうるさ」
東田に振り向いた瞬間、俺の顔の脇を何かが飛んでいった。
何だ。
一体、何だ?
何が起きた。
俺は飛んでいった、何かを確認しないでいた。
いや、確認出来なかったのか。
「き、貴様」



