『そう。私達缶蹴同好会は、今からあなた方二人で守る缶を、蹴り飛ばしに行きますの。しっかり、守る事ね』
心なしか口調がさっきから変わりまくっているが今それは関係ない。
それより、『缶を蹴り飛ばしに来る』だと?
そんな事を言うために電話を掛けてきたのか!?
バカに、しやがって!!
『それじゃ、あなた方の無事を。そうね、【神】とやらの全知全能の虚像にでも祈っておくわ』
そこで、電話は切れた。
「キャプテン、【魔女】はなんて…」
「今から、缶を蹴り飛ばしにくるとよ!!」
クソがぁ!?
ドン、と。地面を力一杯殴りつけた。
地面は何でもないように、少し砂を拳型に動かしただけでそれ以外は何も変わらない。
地震の一つ位起きて見せろよな。



