地下か洞窟か。 少なくとも屋内であることは確かだった。 完全なる静寂が辺りを包み、息をするのも何故だか辛い。泣きじゃくりたくなるようなそんな。早くここから出たいのに、いつまでもここにいたいような。 俺達は壁を背に立っていた。そして、俺達のいる場所を取り囲むように段差が階段状に天井へ伸びている。その階段の各々の段には様々な形の置物が置かれていた。 それはまるで客席と観客のようで、ふと自分が舞台に立つ役者のような気がした。