【完】青春PLAYBALL!!

柚は何度かボールをカットすることはできたが、前に飛ばすことは出来ず。

結局三振でベンチに戻ってきた。

柚は下を向いたまま、ベンチに座った。


「柚、どうした?」


「うん・・・・・・」


「とりあえずヘルメットはずせば?重いだろ?」


「あ、そっか。忘れてた」


柚がゆっくりとヘルメットをはずし、ため息をついた。


「三先、本気で投げてくれたな。良かったじゃん」


「うん。そうだね・・・けどめっちゃ悔しい。三先の本気のボールってあんなに速いんだね。カットするだけで精一杯だったよ」


柚は落ち込んでいるように見えたが、顔をあげ三先を見つめる目は、力強かった。