【完】青春PLAYBALL!!

まもりちゃん・・・まもりちゃん!


「まもりちゃーーーーーーんっ!」


俺は玄関から飛び出すと、大声で叫んだ。


「楢崎、一体どこから来たんだよ。めっちゃ息切れてるじゃん」


汐崎さんが痛がるまもりちゃんの隣にしゃがみこみながら、目をまんまるくして俺を見つめた。


「え?ハァハァ・・・えっ・・・と。屋上・・・・・・。てかそんなことより、まもりちゃん大丈夫なの?」


俺もまもりちゃんの隣にしゃがみこみ、下をうつむくまもりちゃんの顔を覗き込む。

まもりちゃんは目をあわさずに、ゆっくりと頷いた。


「腫れてないとこをみると大丈夫だと思うけど・・・・・・」


汐崎さんが心配そうにまもりちゃんの足にそっと触れる。


「大丈夫だよ、もう痛くないし。平気平気」


まもりちゃんは汐崎さんにそう言うと、ボールが当たったであろう右足をかばうようにしながら立ち上がった。