「ほら、 来年まで会えないんだよ?」 楓は私の方を向いてそう言う。 楓の考えはわからない。 でも私には無い、 純粋すぎる所を感じた。 「ばいばい、」 私がそう言うと、 楓は満足そうにまた歩き始めた。 その後ろ姿を見ながら、 楓はキノコ頭だった時から 不思議な感性の 持ち主だったな、と また頭の端で眠っていた キノコ頭時代の楓を 思い出していた。