「おはよう」 箒を持ってない、 あいていたもう片方の手で 楓は私に手をふった。 「おはよ」 朝の当たり前になっている 挨拶を交わすと、 楓はまた掃除を始める。 小さな鳥が一羽、 楓の可愛い雰囲気に誘われてか お店の看板に止まった。 「楓に似てる」 思わずそう、口にでた。