初恋の味はどんな味?

教室に入ろうとしたが、足を止めた。



そこにはシャーペンをもったままボーッと外を眺めている坂中サンがいたからだ。



なにか悩んでいるのか教室のドアのところにいてもわかるくらい大きなため息をついて、ペンを置いた。



なにに悩んでるかはわからないけど好きな子が落ち込んでいる姿は見たくない。



俺は坂中サンにわからないようにゆっくり近付く。