次の日の練習中、腹がモヤモヤして気持ち悪い。

痛いってわけでもねぇんだけどな…。


「見取れてんの〜?」


気を紛らわせようとして、一輝をさっきからずーっと見てるキョンキョンに声をかけてみる。


「その顔はもろバレだろ♪」


「嘘!!ヤバーッ」


急いで手で顔を覆うキョンキョン。

少し赤くなってるし…。




「今日も一輝くんはカッコイイですか〜?」


「う、うるさいよっ」


やーっぱり最近のキョンキョンは、昔とどこか違う。

性悪が改心したとか、そういうんでもねぇ気がするし…。


「はは♪キョンキョンも飽きねぇな〜」


「飽きないもんっ」


意外にここは即答かよ。

なんか…腹がおかしい。